西宮船坂野営場 開発計画 開発計画について詳細を説明します。 |
野営場は2ヶ所に分かれています。
名 称 | 所 在 | 面 積 | 種 類 | 利用内容 |
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第 1キャンプ場 | 船坂字大ぶくら | 148,330m2 | 訓練キャンプ場 | スカウトの開拓、チャレンジキャンプ場 |
第 2キャンプ場 | 船坂字林ノ奥 | 39,502m2 | 教育キャンプ場 | 主として指導者の研修(WB研修所、実修所等)のためのキャンプ場 |
■ 第 1野営場
◆ 西サイト構想
西側サイトは コープコース (COPE = Challenge Outdoor Personal Experience) を設置する予定です。
コープコースには、グループで行うイニシアティブゲームの各種施設の設置が考えられます。
イニシアティブゲームとは、ASE (Action Socialization Experience−社会性を育成する実際体験)と呼ばれ、アメリカでは OBS (Outward Bound School), PA (Project Adventure)や ボーイスカウト で行われているものです。 内容としては、1つの小グループが 1人では解決できない精神的・身体的課題に対して、メンバー 1人ひとりの諸能力を出し合い、協力しながらその課題を解決していくという活動です。
その課題の解決方法には、特別に正解とか間違いというものはありません。
設置施設の例
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◆ 中央サイト構想
野営場の中心部には標高 700mのピークがあり、そのほとんどの部分は切り立った傾斜地のため、東・西の比較的なだからな限られた地形のみを使用する予定です。
なお、中心部のピークを活用して各種ハイキングコースの開発も可能です。
さらに、第1キャンプ場からは船坂峠にハイキング道がつくられており、東六甲縦走路から六甲山頂上までのハイキング・プログラムが可能です。
◆ 東サイト構想
同時 4ヶ隊分の隊サイトを設置する予定。
さらに、関東地区ローバースカウトのメッカとして山中野営場があるように、関西地区のローバースカウトのメッカ、すなわち ローバーランド にしようという構想が、ローバースカウトによって立てられています。
東サイト近くまでは、車両の進入が可能ですが、サイトの中までは車両が入ることができず、建設資材の搬入は容易ではありません。
そのため便所等の施設設置は困難ですので、当分の間は仮設の野営用トイレの使用となります。
良質の木材等は現地にてふんだんに入手可能でですので、伐採した木材にて小屋造り等のプログラム展開が可能です。
◆ 開発方法
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開発基本計画に基づき、スカウトによる開拓訓練キャンプを通じて開発します。 地区、団、隊単位で開発入植する予定です。 |
● | 自然の状態をできるだけ残し、開発整備は隊サイト、水場、便所等とチャレンジコーナーにとどめます。 |
● | チャレンジコーナーは、最終的に 15ヶ所に設置する入植スカウト隊により、1ヶ年間で完成させます。 |
● | 隊サイトの開拓は、入植スカウト隊によって、計画的にすすめます。 |
● | キャンプ場内道路についても一部を除き、入植スカウト隊によって造成整備します。 |
● | 開発初期においては、スカウトとともに隊指導者、団委員、育成会員等の成人指導者の開発奉仕活動を求めていく必要があります。 |
● | 開発投資負担は第 2キャンプ場に比して少なくなります。 |
※ 開発の労苦に報いるために表敬の碑を建てます。
■ 第 2野営場
◆ 構想
指導者養成の教育キャンプ場とし、WB研修所 3コースの同時開設が運営可能な設備となります。
◆ 開発方法
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スカウト、指導者の奉仕による開発、整備活動を大規模に必要としますが、 道路工事、造成工事、施設工事、設備工事等に専門業者に委託する工事も多くなるでしょう。 |
(汗プロジェクトで開拓中...) |
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日頃できない開拓作業を通じて、スカウト技能の向上・環境問題の理解・自然とのふれあいをはかるべく 汗プロジェクト として、開拓作業・場内施設の建設を進めています。 入植に関しては、個人単位から受け付けていますが、三木副理事長に、事前連絡と作業報告をする必要があります。 ※ 所定の用紙があります |
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● | 開発投資負担も大きく、長期の開発整備となる開発基本計画に基づき、3ヶ年間で完成させることになります。 |